結論
ギフテッドとASDは共通点が多く、幼児期に見分けるのは簡単ではない
結論
結論から言うと、私が調べて分かったのは、ギフテッドとASDには思った以上に共通点が多く、幼児期に見分けるのは簡単ではないということです。
私はウェクスラー知能検査でIQ134、MENSA会員です。
そのため、「知能はある程度遺伝する」と知ったとき、息子にもギフテッドの傾向があるのではないかと思いました。
しかし実際に調べてみると、ギフテッドとASDには共通する特徴も多く、「これはギフテッドだから」「これはASDだから」と簡単に判断できるものではありませんでした。
今回は、ギフテッド本人である私が、息子の特徴をきっかけに調べて分かったことを7つ紹介します。
① 思った以上に共通点が多い
最初に驚いたのは、ギフテッドとASDには共通点が多いことです。
私は以前、「ギフテッドは頭が良い子」「ASDは発達特性がある子」というくらいのイメージしか持っていませんでした。
しかし実際には、一人遊びが好きだったり、興味のあることへ強く集中したり、感覚が鋭かったりと、どちらにも見られる特徴がたくさんあります。
調べれば調べるほど、「思ったより違いが分かりにくい」というのが率直な感想でした。
ギフテッドとASDって、そんなに似ているんですか?
はい。調べてみると、感覚過敏や一人遊び、興味への強い集中など、共通する特徴も多くあります。だから一つの特徴だけで判断するのは難しいようです。
② 息子を見てギフテッドかもしれないと思った理由
私自身がウェクスラー知能検査でIQ134、MENSA会員ということもあり、「息子にも似た傾向があるのでは」と思いました。
実際、息子は一度教えたことを数日後でも覚えていることが多く、記憶力の良さを感じます。
また、保育園にて先生が三輪車にかけたブルーシートを外そうとしていることを息子が察し、誰よりも早く三輪車へ向かったことがありました。
こうした観察力の高さを見ると、「もしかして」と考えることがあります。
③ ASDを疑った理由もあった
一方で、ASDを疑う理由もあります。
息子には偏食があり、大きな音も苦手です。
インターホンが鳴ると光る赤いランプを指差して、消してほしいと訴えることもあります。
また、クイックルワイパーにタオルを巻いて音を小さくしたところ、その変化を嫌がり、元に戻すよう訴えました。
こうした強いこだわりを見ると、「ASDの特徴なのかな」と感じることもありました。
④ 知能が高いだけではギフテッドとは言えない
調べていて意外だったのは、記憶力が良かったり、知能が高そうに見えたりするだけでは、ギフテッドとは言えないということでした。
私自身は子どもの頃から学習面でかなり突出していました。
小学校では、中学校の先生から「来年、中学に化け物が来るぞ」と言われたことがあります。
難関塾の入塾試験でも算数だけ飛び抜けてできていました。
だからこそ息子の記憶力を見ると期待してしまいますが、それだけで判断するのは早いと感じています。
記憶力が良ければギフテッドなんですか?
私も最初はそう思っていました。でも実際は、記憶力だけでは判断できません。年齢や成長も含めて、全体を見ることが大切だと感じました。
⑤ 感覚過敏だけでも判断できない
私は最初、感覚過敏があるならASDなのではと思っていました。
しかし調べてみると、ギフテッドの子にも感覚の鋭さが見られることがあるそうです。
つまり、「感覚過敏=ASD」と決めつけることはできません。
一つの特徴だけを見るのではなく、全体を見て考えることが大切だと感じました。
⑥ ギフテッドとASDを両方持つ人もいる
一番驚いたのはここでした。
私は最初、「ギフテッドかASDか」の二択だと思っていました。
しかし実際には、両方の特徴を持つ人もいます。
このことを知ってから、「どちらなのか」を急いで決める必要はないと思えるようになりました。
⑦ 結局、幼児期は分からない
調べた結果、一番強く感じたのはこれです。
今の息子がギフテッドなのか、ASDなのか、正直まだ分かりません。
2〜3歳は成長がとても早く、数か月で大きく変わることもあります。
だから今は診断名を探すよりも、「何に困っているのか」を見ながら接するようにしています。
困りごとが大きくなれば専門機関へ相談する。
そうでなければ、焦らず成長を見守ろうと思っています。
じゃあ親はどうすればいいですか?
私は「ギフテッドかASDか」を急いで決めるよりも、子どもが何に困っているのかを見ることを大切にしています。気になることが増えたら、専門機関へ相談する予定です。
まとめ
ギフテッドとASDの違いを調べて分かったことを一言でまとめるなら、**「思ったより境界線はあいまいだった」**ということです。
私はギフテッドですが、それだけで息子もギフテッドだとは言えません。
逆にASDの特徴があるように見えても、それだけで決まるものでもありません。
だからこそ今は、「診断名」よりも「子ども自身」を見ることを大切にしています。
