結論
子どもの「違い」に気付くことが、理解への第一歩になる
はじめに
「うちの子、もしかして普通の子とは少し違うのかな?」
そんなことを思い始めたのは、息子が2歳くらいの頃でした。
もちろん、この時点ではギフテッドなんて言葉もよく知りませんでしたし、「考えすぎかな」と思っていた部分もあります。
それでも今振り返ると、「あの頃からサインは出ていたのかもしれない」と感じる出来事がいくつもありました。
今回は、私が息子を見ていて「もしかしてギフテッドかもしれない」と思った瞬間を5つ紹介します。
※これはあくまで我が家の体験談です。ギフテッドやASDは特徴が重なる部分も多く、この記事だけで判断できるものではありません。
1.記憶力が良すぎると感じた
一番印象に残っているのは、やっぱり記憶力です。
一度見ただけのものを覚えていたり、何日も前の出来事を突然話し始めたり。
「なんでそんなことまで覚えとるん?」
と思うことが何度もありました。
もちろん親なので、少し贔屓目に見ている部分もあると思います。
同年代の子と細かく比較したわけではないので、本当に突出していたのかは正直分かりません。
それでも、「この記憶力は少し違う気がする」と感じたことが、ギフテッドを意識する一番のきっかけでした。
記憶力が良いだけでギフテッドなんですか?
いや、それだけでは分かりません。うちも記憶力はすごいと思いましたが、それだけで判断はできないなと思っています。
2.こだわりがとにかく強かった
2歳頃の息子は、とにかくクイックルワイパーがお気に入りでした。
家の中でも外でも持ちたがり、なかなか手放そうとしません。
「そこまで好きなん?」と笑ってしまうくらい、ずっと一緒でした。
他にも、一度気に入ったものにはとことんハマるタイプで、興味の偏りがかなり強かったです。
当時は「個性的な子なんだな」くらいに思っていましたが、あとから発達について調べる中で、この強いこだわりも特徴の一つとして知りました。
3.保育園で一人だけ違う行動をしていた
保育園の参観日に行ったときのことです。
先生が前で話をしている中、20人ほどいるクラスで走り回っていたのは息子だけでした。
「みんな座ってるのに、なんでうちだけ…」
正直、その時は少し焦りました。
育て方が悪いのかなと悩んだこともあります。
でも今思えば、本人なりに理由があったのかもしれません。
周りと違うこと自体が悪いわけではありませんが、この出来事も「何か特徴があるのかな」と感じたきっかけでした。
周りと違うと、やっぱり心配になりますよね?
めちゃくちゃ心配になりました。でも今は、「違う=悪いこと」ではないと思えるようになりました。
4.感覚過敏や言葉の遅れも気になった
息子には感覚過敏と思われる様子もありました。
大人なら気にならないような刺激を嫌がることがあり、生活の中でも気になる場面がありました。
さらに、言葉も同年代と比べるとゆっくりでした。
当時はいろいろ心配しましたが、後から調べると、ギフテッドよりもASDの特徴に近い部分も多いことが分かりました。
実際、このあたりは本当に見分けが難しいと感じています。
5.親族に似た子がいた
実は、私の姉の息子もギフテッドです。
そのため、「もしかしたら遺伝的な要素もあるのかな」という考えは最初から少しありました。
息子の様子を姉に話すと、
「自閉症っぽいね。うちの子と似てるところが多いね。」
と言われました。
その一言がきっかけで、ギフテッドやASDについて本格的に調べ始めました。
友達からも「賢そうな顔しとるな」と言われたことはありましたが、私は見た目よりも日々の行動の方が気になっていました。
今思うこと
あの頃は、「ギフテッドなのかな?」という気持ちが強かったです。
でも勉強すればするほど、ASDと共通する特徴が本当に多いことを知りました。
記憶力の良さ。
強いこだわり。
感覚過敏。
集団行動の苦手さ。
どれもギフテッドだけに当てはまる特徴ではありません。
だからこそ、ネットの記事だけで判断するのではなく、子どもの成長を長い目で見ながら、その子自身を理解していくことが大切なんだと感じています。
あの頃に戻れるなら、自分に何て言いますか?
「一人で悩まなくて大丈夫。」ですね。もっと早く発達について知っていたら、気持ちがかなり楽だったと思います。
まとめ
私が息子を見ていて「もしかしてギフテッドかもしれない」と思った瞬間は、この5つでした。
・記憶力が良すぎると感じた
・こだわりがとても強かった
・保育園で一人だけ違う行動をしていた
・感覚過敏や言葉の遅れがあった
・親族にも似た特徴を持つ子がいた
今でも息子がギフテッドなのか、それともASDなのか、あるいは両方の特性を持っているのかは分かりません。
でも一つだけ言えるのは、「何か違うかもしれない」と感じたあの日から学び始めたことで、息子への接し方は大きく変わりました。
もし今、お子さんを見て同じような違和感を抱えている方がいたら、一人で抱え込まず、まずは知ることから始めてみてほしいと思います。
